元カフェイン中毒の管理人MARUです。
1日の水分のほとんどをコーヒーで摂取していました。(真似しないでね)
そんな私は、妊娠したら大好きなコーヒーが飲めなくなる、、とずっと不安でした。
しかし、今は妊婦さんでも飲めるコーヒーがたくさん売られていて
手軽に手に入れることができます。

カフェインレスコーヒーは、味が薄くて、香りもなくて、
美味しくないってイメージだなー
確かに、、美味しいカフェインレスコーヒーに出会うまでは、たくさんの種類を試したわ。その中でも私が見つけた「本当に美味しいカフェインレスコーヒーを教えるよ!」

妊娠中にも「ほっ」と一息つくティータイムは必要ですよね。
そんなコーヒー大好きな妊婦さんのために、
安心して、美味しく飲めるカフェインレスコーヒーをご紹介します!
妊娠中にカフェインは絶対ダメなの?

妊娠したらNGな飲み物で、「カフェイン」がよく挙げられますよね。
「カフェイン」を摂ることは全く許されない、ということなのでしょうか?
妊娠初期は、妊娠したことに気が付かず、毎日飲んでいた、と言う人もいると思います。
では、何杯まではOK、という基準はあるのでしょうか?
摂取していいカフェインの基準量は?
カフェインの過剰摂取は、妊婦さんに限らず健康被害をもたらすと厚生労働省のホームページに明記されています。
カフェインを過剰に摂取した場合には、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらすことがあります。
厚生労働省HP「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A」より引用
このため、食品からのカフェインの摂取に関しては、国際機関などにおいて注意喚起等がなされています。
日本では明確なカフェインの基準量を設定していないのですが、世界では下記のように定められています。
◆世界保健機関(WHO)
WHO「Healthy Eating during Pregnancy and Breastfeeding,Booklet for mothers,2001」引用
「紅茶、ココア、コーラ飲料は、ほぼ同程度のカフェインを含み、コーヒーにはこれらの約2倍のカフェインが含まれている。このため、カフェインの胎児への影響についてはまだ確定していないが、妊婦はコーヒーの摂取量を一日3~4杯までにすべき」とされています。
◆英国食品基準庁(FSA)
Pregnant women advised to limit caffeine consumption引用
2008( 平成20)年に、妊婦のカフェイン摂取に関して新たな助言を公表しています。妊婦がカフェインを摂り過ぎることにより、出生児が低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があるとし、以前は300 mg を上限とすることが望ましいとしていましたが、新たな助言においては、妊娠した女性に対して一日当たりのカフェイン摂取量を200 mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)、に制限するよう求めています。また、高濃度のカフェインは自然流産を引き起こす可能性があることを示す証拠があるとしています。
カフェインが絶対ダメということではない
上記からわかるように、カフェインは絶対ダメ!ということは無さそうです。
妊婦さんは、毎日でなければ、1日1~2杯程度(カフェイン量200mg以内)の摂取は大丈夫そうですね。
そうは言っても何かと不安が多い妊娠中、安心してコーヒーを飲みたいものです。
あなたにとって、美味しいカフェインレスな飲み物が見つかれば、快適に妊娠ライフを過ごせそうですね!
「種類別比較表」カフェインが多く含まれる飲み物
カフェインといえば「コーヒー」と、皆さん思っていますよね。
でも他にもカフェインが含まれている飲み物や食べ物があります。
カフェイン含有量が多い飲み物がコチラです!
食品名 | カフェイン濃度 | 浸出方法・条件 |
コーヒー(豆粉末) | 60 mg/100 ml | コーヒー粉末 10 g/熱湯 150 ml( |
インスタントコーヒー(顆粒) | 57 mg/100 ml | インスタントコーヒー2g/熱湯 140 ml( |
玉露 | 160 mg/100 ml | 茶葉 10 g/60 ℃の湯 60 ml、2.5 分 |
紅茶 | 30 mg/100 ml | 茶 5 g/熱湯 360 ml、1.5~4 分 |
せん茶 | 20 mg/100 ml | 茶 10 g/90 ℃430 ml、1 分 |
ウーロン茶 | 20 mg/100 ml | 茶 15 g/90 ℃の湯 650 ml、0.5 分 |
エナジードリンク | 32~300 mg/100ml | 製品によって、カフェイン濃度及び内容量が異なる |
玉露のカフェインの量には驚きですね!
コーヒー1杯が150ml程度とすると、1杯あたりのカフェイン量は90mg。(豆粉末の場合)
世界の基準を参考にすると、妊婦さんの推奨上限カフェイン量(1日)が200mgだから、2杯程度は飲めることになるね!
カフェインレスの飲み物を置いていないカフェやお店に行ったときは、コーヒーよりも紅茶の方が良さそうです。
「気を付けて」カフェインが含まれる意外な食べ物
普段あまり気にしていないかもしれませんが、実は「チョコレート」にもカフェインが含まれています。
チョコレート1枚あたり50g(一般的な1枚分の重さ)
■ カカオマスの多いミルクチョコレート 14 mg
■ ハイカカオチョコレート(カカオマス70%以上) 42 mg
※ ココアパウダー(脂肪分23%) 5gあたり 7mg
ハイカカオチョコレートは身体に良いイメージですが、カフェインのことを考えると過剰な摂取は気を付けないといけません。
▼ ノンカフェインのチョコレートもあります! ▼


カフェインレス・デカフェ・ノンカフェインの違いは?

商品によって、「カフェインレス」「デカフェ(ディカフェ)」「ノンカフェイン」と表記が違うことをご存知ですか?
■ カフェインレス・デカフェ
カフェインが含まれているコーヒー豆からカフェイン成分だけを除去したコーヒーのこと。
■ ノンカフェイン
全くカフェインが含まれていない飲み物のこと。

「ノンカフェイン(カフェインゼロ)」のコーヒーは探したけど無かった!紅茶とか、お茶だとノンカフェインがあるみたい。
注意
日本では、カフェインを90%以上取り除いたものを「カフェインレス」と表示する決まりになっています。
カフェインは全くのゼロではないということ、商品によって、カフェイン残量が異なるので注意が必要です。
カフェインレスコーヒーの選び方
抽出方法の違い
■ 水抽出法
水に生豆を漬けて栄養成分を出した後で、カフェインだけをフィルターで取り除きます。
その後、カフェイン以外の成分だけを豆に戻す方法。
香りや、風味が抜けがちと言われています。
■ 二酸化炭素除去法
化学物質を使わずに二酸化炭素と水だけを使用して、カフェインのみを除去する方法です。
最近は、この方法で作られたカフェインレスコーヒーが増えてきています。
生豆にダメージを与えることがないので、香りや風味を損なうことなく、美味しいコーヒーになります。
99%以上のカフェインをカットできると言われています。

私が飲んだ感想は、コーヒーのコクや濃さが 「水抽出法」より「二酸化炭素除去法」のほうが強い! と感じました!
耳より情報
タリーズコーヒーのカフェインレスコーヒーは「水抽出法」
スターバックスは「二酸化炭素除去法」が使われているよ!
(私はスタバの方が好きです♥)
飲み方の違い
■ インスタントコーヒータイプ
コスパ、手軽さを重視したいなら、インスタントコーヒーです。
お湯をわかせば手早くコーヒーを飲むことができるので、忙しい朝にはインスタントがおすすめです。
香りや風味は、上記2タイプと比較すると落ち気味のものが多いです。
■ ドリップバッグタイプ
挽きたてとまではいかないが、香りを楽しむことができるのがドリップタイプ。
個包装になっているので、持ち運びが便利。
■ コーヒー豆(ペーパードリップ)タイプ
香りや味わいを重視したい人におすすめ。
一番コーヒーらしさを味わいたい人向け。
コーヒーメーカーや、ドリップパー、ドリップポットが必要です。
豆を挽いたり、ドリップする時間がかかるので、ゆとりがあるときはいいですね。
【コーヒー大好き妊婦がおすすめする】本当に美味しいカフェインレスコーヒー

インスタントコーヒータイプ
マウントハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー
インスタントコーヒータイプとしても、他タイプと比較しても総合1位はコチラ!

インスタントカフェインレスコーヒーとは思えない味!
私はこのコーヒーに出会えたことで、「脱カフェイン」できました!!
AGF ブレンディ スティックカフェオレ やすらぎカフェインレス

手軽なスティックタイプコーヒーでおすすめがコチラ。
「やすらぎ」という名前の通り、優しいコーヒーです。
寝る前にも飲めるような、ほっとする甘さもいいですね。
・ミルク、甘さありのカフェオレ。
・カフェイン93%カット
・スティックタイプで持ち運び便利
ドリップバッグタイプ
辻本珈琲 カフェインレスコーヒー ドリップコーヒー【デカフェ・バリ】
辻本珈琲 カフェインレスコーヒー ドリップコーヒー【デカフェ・コロンビア】
辻本珈琲 カフェインレスコーヒー ドリップコーヒー【デカフェ・モカ】
バリ・モカ・コロンビアの三種類があります。
自分の好みに合わせて、楽しめるのがいいですね。
50杯分のセット価格なので、コスパもいいです!
・カフェイン残留率0.3%未満
・化学薬品を一切使用しない「マウンテンウォータープロセス」
・焙煎後24時間以内にドリップバッグに充填加工なので、風味豊かな味わい
開封時の香り高さ、濃く、味どれもカフェインレスコーヒーと言われなければ気づかないほど芳醇で気に入りました。
引用:Amazonレビュー
少し前のディカフェといえば、香りがイマイチ、苦味が強いなどの印象を受け、またそのカフェイン除去方法にも薬剤を使っているなど気になる点があり購入に抵抗がありましたが、こちらは身体を気遣った製法を取っていることも同梱されているリーフレットで丁寧に説明されており、安心感を持ちました。リピート購入しています。
コーヒー豆(ペーパードリップ)タイプ
スターバックス コーヒー ディカフェ ハウス ブレンド

コーヒーメーカーやドリッパーで作るなら、こちら!
スターバックスのハウスブレンドです。
とにかく「コク・香り」がすごい!!
「ガツン!」とコーヒーを味わいたい方には、これが一押しです。
パッケージに書いてある分量(大さじ2杯)で作ると、私には濃すぎました。
・カフェイン除去率99%
・香りやコクなどすべてのバランスがよい
・焙煎方法はスターバックスのミディアムロースト
イリー ブレンド エスプレッソ 粉 デカフェ
風味・コク・香りのバランスがいい。
エスプレッソに適した極細挽きですが、ドリップコーヒーでも美味しく飲めます。
上記のスタバよりもあっさりとした飲み口で、飲むシーンを問わないのがおすすめです。
・カフェイン残留率0.05%以下
・厳選されたアラビカ種豆100%を使用
・安全な脱カフェイン法(超臨界二酸化炭素抽出法
注意
缶を開封する際に、注意書きに従って開封しないと、粉が飛び散るという口コミがあります!
私が開封した際は、大丈夫でしたが、お気をつけください。
カフェインレスなら、1日何杯飲んでも大丈夫?

ここまで美味しいカフェインレスコーヒーについて紹介してきました。
では、カフェインレスコーヒーなら、1日に何杯飲んでも大丈夫なのでしょうか。
近年、コーヒーにも含まれている「ポリフェノール」が胎児の心不全を引き起こす危険性があるという事例や論文が発表されています。
妊婦さんにもおすすめされるルイボスティーや、紅茶、チョコレート、プルーン、コーヒー、ブルーベリー、緑茶などにも、ポリフェノールは含まれています。
まだ明確な摂取量の規定は無いようですが、症例を見ると「毎日500~1000mgのポリフェノールを摂取していたケースが多い」とのこと。
ポリフェノール1000mg含有の例
ルイボスティー:1.5リットル
ココア:10杯
高カカオチョコレート:50g(板チョコ1枚)
コーヒー:3.5杯(1杯約140g)
特に妊娠後期の「ポリフェノール」の過剰摂取は気を付けたほうがいいとのことです。
私は、この記事を読み、1日のカフェインレスコーヒーの量を2杯から1杯に変えました。
何でも過剰に摂取するのは、妊娠中は控えたほうが良さそうです。
本当に美味しいカフェインレスコーヒーまとめ
コーヒー好きな管理人が厳選した、本当に美味しいカフェインレスコーヒーを紹介してきました。
【インスタントコーヒータイプ】
● マウントハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー
● AGF ブレンディ スティックカフェオレ やすらぎカフェインレス
【ドリップバッグタイプ】
辻本珈琲 カフェインレスコーヒー ドリップコーヒー
● デカフェ・バリ
● デカフェ・コロンビア
● デカフェ・モカ
【コーヒー豆(ペーパードリップ)タイプ】
● スターバックス コーヒー ディカフェ ハウス ブレンド
● イリー ブレンド エスプレッソ 粉 デカフェ
妊娠中のリラックスタイムに、安心して飲めるカフェインレスコーヒーですが、ポリフェノールの量など、過剰摂取には注意が必要です。
赤ちゃんのためにも、楽しく安全に妊娠生活を送りたいものです。
ぜひ色んなカフェインレスコーヒー、試してみてくださいね♪