ある日ふと、自分はこのままでいいのかな、と不安になることはありませんか?
このままの自分で、いいのだろうか。あと何年この仕事を続けるのだろう。この先ずっと今のままでいることは果たして楽しいことなのだろうか。そもそも今の仕事はこの先何十年と存在するるのだろうか。
管理人も20代の頃、長いこと暗いトンネルを抜けられずにいました。
がむしゃらに仕事を覚えてこなしていた入社1~2年目が過ぎ、後輩もでき、ある程度の裁量を任せられるようになった頃、ふと不安に襲われたのです。
この記事がおすすめの人
- 社会人3年目以降、仕事に慣れてきた頃の人
- 先が見えなくて不安な人
- 今が楽しいと思えていない人
- 変わりたいけど、何をしていいかわからない人
- 継続できず、結局変われない人

自分を変えたい、今の生活を変えたい、と思って新しいことを始めたりするけれど、続かなくて結局元通り。
何か始めようとしたり、習慣を変えようと思っても中々行動できなかったりするよね。

これを実践して得られること
- 目標が明確になる
- 今やるべきことが明確になる
- 毎日が生き生きと楽しくなる
- 自信がつく
- 好循環が生まれる
今回は5つのSTEPで自分を超えられる方法をご紹介します!
これを続ければ、きっと毎日がワクワク楽しいものになります。
今の自分を超える5つのSTEPとは

5つのSTEPを簡単にまとめました。気になるものだけ読んでもOKです。
- 正しい目標の立て方を知る
- 「思い込み」マインドブロックに気付く
- 自分の資産価値を上げる
- 読書を資産にする
- 「行動」を起こせる人になる
どうしてこの5つのSTEPが大事なのかを、詳しく説明していきます。
最後に参考書籍も合わせて紹介していきますので、お楽しみください。
今の自分を超える5つのSTEP詳細

1. 正しい目標の立て方を知る
何かを始める時、自分を成長させたい時、「目標」を立てますよね。皆さんは目標の立て方が適切かどうか、考えたことはありますか?
せっかく目標を立てても、実は全く効果的でない場合があります。
それは、「目標を達成できた時の自分の姿を描けていない」場合です。
私たち人間の脳は、イメージしているものと体験・経験したものとの区別がつかないと言われています。つまり、想像すればするほど、脳へ実際に起きたことと同じくらい鮮明に刻み込まれるということです。
この仕組みを利用して、「目標」を具体的にイメージして自分の中に落とし込むのがいいとされています。
「具体的に」想像するとは、目標が達成できている自分が
・どんな姿をしていて
・どんな場所にいて
・どんな人たちといて
・どんな話し方をしていて
・どんな気持ちを感じていて
・どんな目標を持っていて
・どんな匂いがしていて etc.
これらを実際にその場にいるくらいに感じられることです。
大事なことは、このような「具体的な想像」ができるかどうかです。
自分が目標を達成している場面の具体的な想像ができないということは、それを目標にしても実現はしにくいということです。
例えば、年収1000万円稼ぐ人になりたいとした場合、あなたの周りには年収1000万円を稼ぐ知り合いがいますか?その人がどんな日々を過ごし、どのように仕事に向き合い、どんな夢を持っているか知っていますか?
具体的なイメージは、年収1000万円の人をよく知っていれば描けるでしょうし、知らなければ描けません。
ポイントは、今目標とするのは今の自分が想像できる範囲の中にあることです。
今抽象的な目標を立てたところで、達成することも、どうしたら達成できるのかも見えては来ません。見える時が来たら、見える世界があるのです。
その先の目標は、一段ステージを上がった時に、具体的に見えてくるものです。
今まで、具体的に想像できない目標をたてていませんでしたか?
今一度、自分の目標を見つめなおし、具体的に想像してみてください。
想像は毎日毎日繰り返し行います。
朝起きて、顔を洗った後、鏡を見ながら。
夜眠る前、布団の中で目をつぶって、カラー映像を頭の中で再生します。
これを継続すると、脳は自然目標実現にむけて動き出します。
2. 「思い込み」マインドブロックに気付く
あなたは自分の「思い込み」に気が付くことができますか?
恐らく、ほとんどの人は、自分の「思い込み」に気が付いていないと思います。私たちは、日々無数の選択をしています。その選択は、無意識で瞬時にされているがほとんどです。
歯を磨こう、会社に行こう、ご飯を食べよう、と意識をして行っている人はほとんどいません。その次元と同じ次元で、「思い込み」も判断されています。
そして、その「思い込み」こそが、あなたの成長や変化の妨げになっているのです。
行動を起こそうと思ったとき、様々な理由をつけて結果的に行動を起こさなかったことは誰しも経験があるはずです。
人は、変化を嫌がるものです。なぜならたくさんのエネルギーが必要であり、面倒だからです。変化をすることは慣れ親しんだ日常を手放すことです。意識をしなければ、私たちは自然とできない理由を集めます。それが「思い込み」でもあります。
では、どうすれば「思い込み」に気付き、変化を妨げる「マインドブロック」を外すことができるでしょうか。
「思い込み」に気付く方法
- 「~するべき」「~するのは当たり前」というキーワードが思い浮かんでいるとき
- 「一般的には~」「これが常識だ」と周りの意見を想像したとき
- 過去の経験から「あの時はこれで失敗した」と思ったとき
これらのキーワードが浮かんでないかを意識します。
その時に立ち止まり、「ちょっと待てよ、本当にそう言える?」と自分の考えを疑ってみるのです。
私たちは日本人は生育環境から、「周りの人に迷惑をかけてはいけない」「違うことをしてはいけない」という考え方がとても根強いです。そのため、自分が本当にどうしたいかではなく、他の人はどうか、世間一般ではどうかを基準に自分を決めつけてしまっている人が多いのです。それは、大変もったいないことです。
大事なことは、自分の「思い込み」が変化を妨げている可能性がある、ということを知っていること。そして、その「思い込み」に気付き、自分自身の考え方を疑うことです。
そうすることで、これまでは目の前に一本の道しかなかった場所に、新たな道が見えてきます。これが第2のステップになります。
3. 自分の資産価値を上げる
人生100年時代とされるこれからの時代に適応していくために、私たちはどんな力をつければよいでしょうか。
AIにとって代わられる職業、絶滅する職業、などと世間では言われています。時代の流れも早く、不安定な現代で生き残っていくために大事なことは、資産価値が高い人であることです。
では自分の資産価値を上げる行動、とはどういうことを言うのでしょうか。
- 仕事の幅を広げるために知識を増やす、資格を取る
- 転職でステップアップをするために学校に通う
- 副業で第二の柱をつくるために勉強をする
- 資産運用や副業など、運用の仕組みをつくる etc.
以前、総務省統計局が行った「平成28年社会生活基本調査結果」では、社会人の平均学習時間が1日「6分」という結果がでました。
これは多くの人が「0」と回答しているため、平均時間がとても短くなっているようです。勉強・学習をしている人と、していない人とでの差がとても大きいことがわかります。それにしても1日6分というのは、先進国の中で比較しても衝撃的な数字です。
また、リクルートワークス研究所による「全国就業実態パネル調査2018」では、会社に勤めている人で自己学習をしていると回答した人は、平均33%だったそうです。
ここでの『自己学習』とは、「自分の意思で、仕事にかかわる知識や技術の向上のための取り組み(例えば、本を読む、詳しい人に話を聞く、自分で勉強をする、講義を受講する、など)のことをさす。
全国就業実態パネル調査2018
どんな人を対象に調査を行っているかでこの結果は大きく変わってきます。しかし、どの調査結果を見ても、日本人で自己学習をしている人は多くはなく、学習時間も長くはないと言えそうです。
この記事を読んでいるあなたは、どうでしょうか?もし現段階で何も勉強・学習をしていないという方は、ぜひこれを機会に始めてみてください。
他の大多数がやっていないことをやる、それが一番簡単に変化を起こす(一歩抜きんでる)近道です。
仕事をしながら勉強時間を確保するのは大変、と思いますよね?
そんな人は一度、1日に自分がしたことを分単位で記録してみてください。朝起きてから行動を開始するまで、何をしていたか。通勤時間はスマホで何をしていたか。無駄な残業は無かったか。晩御飯の後、何時間テレビを見ていたか。
本当に無駄な時間はありませんでしたか?

私は、1日の行動を初めて細かく記録したときは、正直ショックを受けました。「あぁ、、1日何をしていたんだろう」って。
また、近年SNSでは「勉強アカ」の人気があり、勉強を趣味のように生活に取り入れる人が増えています。
きれいにマーカーを引いて、小さな字でびっしりと書かれたノートをUPしている人。おしゃれなカフェで、パソコンを開いて、おしゃれなノート、かわいい文具で勉強しています、という日記。見ていると真似したくなりますよね。いいなぁって思いますよね。
でも、その勉強はあなたにとって本当に資産になるものですか?
いつか身に付いたことを活かすときがくるのでしょうか。
他の人に勉強を頑張っていると思われることで、どんなメリットがあなたにありますか?きれいなノートを一生懸命作ることで得られることは、なんでしょうか?
貴重な時間を捻出して学習にあてる人は、今一度何のためにやるのかを考えてみてください。
自分の資産価値をあげるために大事なこと
- 他の人がしていないことやるだけで、一歩抜きんでることになる
- 本当に自分にとって必要な学習かを見極める
- 目標は、最終的に自分の資産価値を上げること
- 時間は作ろうと思えば作れる!
4. 読書を資産にする
あなたは1か月に何冊の本を読みますか?
文化庁が行った平成30年度「国語に関する世論調査」では、16歳以上の男女約2000人に対して、読書量の調査が行われました。
その結果、下記のような結果が出たそうです。この調査項目は5年に一度調査がされているようです。
1か月に読む本の冊数 | 割合 |
0 冊(読まない) | 47.3 % |
1~2 冊(年間 12~24 冊) | 37.6 % |
3~4 冊(年間 36~48 冊) | 8.6 % |
5~6 冊(年間 60~72 冊) | 3.2 % |
7 冊以上(年間 84 冊以上) | 3.2 % |
1か月に1冊も本を読まない人が47.3%と大半だということがわかります。また、月に3冊以上の本を読むのは15%の人ということも言えます。
それは、月に3冊以上の本を読むと、他の大多数(85%)の人がやっていないことをしていることになります!
これが一歩抜きんでる方法になります。

私は月に10冊程度本を読みます!お金がかかるので、図書館やKindle unlimited 、中古本を購入して読んでいます。
読書のいいところ
読書のいい点はたくさんあります。
選ぶ本によって、得られるものは変わってきます。自分はこの本を読んで何を得たいのか、目的を意識して本を読むことをおすすめします。
- 知識や情報を増やしたい ➡ ビジネス書・専門書・新書・自己啓発書
- 経験したことのないことを追体験したい ➡ 著名人の成功体験書・エッセイ・小説
- 視野を広げる ➡ 古典・哲学書・ビジネス書・自己啓発書
- わくわくしたい ➡ 小説
知識を得るだけでなく、小説を読んでわくわくしたり、追体験をして感動をしたり、本にはたくさんの楽しみ方があります。
本は読み方ひとつで、娯楽にも、資産にもなり得ます。せっかく読むのであれば、ただ本を楽しむのもいいですが、自分の資産になるような読み方をしたいですね!
5. 「行動」を起こせる人になる
最後は一番難しい「行動」することです。
大人になるにつれて、経験や知識が身に付き、何を始めるにもリスクを考えてしまいます。考えた結果、結局「行動」を起こさず諦める、という経験は誰しもあるのではないでしょうか?
それは日本人に限らず、ほとんどの人がそうなんです。
人は変化が嫌いな生き物です。現状にとどまることを選ぶのはラクだからです。
変化をすることは、相当なエネルギーを必要とし、負荷がかかることです。筋トレと同じで、自らに負荷をかけることができなければ、変化をすることはできないということになります。
あなたは、あえて自分に負荷をかけることができますか?
よほど決意が固いか、そうせざるを得ない理由がないと難しいですよね。
でも、他の大多数の人ができないからこそ、「行動」ができる人が強いのです。
行動するためのコツ
- 人が変化することが難しい理由を理解すること
- そうせざるを得ない環境に身をおく
- 目標が明確であること(先述:1. 正しい目標の立て方を知る参照)
- 習慣化すること
- 失敗を恐れないこと(失敗を失敗と思わない)
そうせざるを得ない環境に身を置くことは、本当に効果的です。英会話の催促の上達法は、英語圏の恋人をつくる、ですからね!
私は中学校レベルの英会話の状態から、いきなり仕事で海外からのゲストとやり取りをするという状況になり、気が付いたらかなりのスピードで上達していました。あえて厳しい環境に身を置いて、自分の力を信じて必死にやってみる、という方法はおすすめです。
「行動」ができるようになると、すぐに変化を感じられます。また、1つ1つ自分ができた「行動」を振り返り、達成感や進み具合を実感することで、モチベーションの維持や大きな自信にもつながります。
「行動」が無い場所に、達成感はありえません。
まずは小さな一歩から、「行動」してみませんか?
今の自分を超える5つのSTEPまとめ

ここまで「今の自分を超える5つのSTEP」を紹介してきました。
- 正しい目標の立て方を知る
- 「思い込み」マインドブロックに気付く
- 自分の資産価値を上げる
- 読書を資産にする
- 「行動」が起こせる人になる
現状に足踏みしているかた、マンネリしているかた、このままでいいのかなと思っているかた。自分の生活に変化を起こすこと、そのためにはSTEPを踏んで、確実に一歩を踏み出すことが大切です。そうでないと、またすぐに元の生活に戻ってしまいます。
正しく目標を立て、必要なことに時間を使い、自分の資産価値を高める行動をする。そうすることで、毎日自分がやるべきことが見えてきます。そうすれば、決して退屈な毎日にはなりません。
そして、自分がしたことを振り返り褒めてあげてくださいね。小さな一歩も、大きな道の一部です。あなたの毎日がワクワクして、充実感で溢れたものとなることを祈っています。